毎日、暑いですね。熱中症での搬送者が一週間で二万人を超えたそうですし、ノルウェーやフィンランドなど北極圏でも7月30度超え、カリフォルニア州デスバレーでは52度を観測されたらしいです。
エアコンを適切に使って、こまめな水分補給を忘れずに、暑い夏を乗り切りましょう。
さて、そんな中ですが2019年3月卒業予定の皆さんは就活も大詰めですね。
内定が順調に出ていると発表がありました。
※出典:㈱リクルートキャリア【速報版】「2018年7月1日時点 内定状況」 就職プロセス調査(2019年卒)
中小企業の成長の鍵はなんといっても人材です。
でも、前回人手不足による倒産の動向をお伝えしましたが、売り手市場とはいえ中小企業にとっては、新卒者だけでなく中途採用も含め優秀な人材の確保はかなり厳しい現実があります。
課題は大きく3つあると思います。
① 応募者が集まらない
② 採用した人が求める人材ではなかった
③ 採用した人が辞めてしまい、人材が育たない
どのようにしたら、良い人材を獲得できるのか?まずは①について考えてみましょう。
■応募者を集めるヒント
就活者が就職先選びで重視するのは何か、色々な調査がなされているようですが、有名企業とか企業規模だけではなく、「業務内容」「勤務時間・所在地」、「会社の雰囲気」なども重要視されています。
中小企業でも良いところが沢山あるはずですから、自社のアピールポイントを見直してみましょう。
採用に向けたアプローチは、まず興味を持ってもらう事です。
例えば。。。
通勤が不便な場所→満員電車なし、マイカーで楽々通勤できます。
小さな会社→和気あいあいとアットホームな環境です。
個性溢れる仲間たちと一緒に働きませんか。
地方の会社→転勤なし、地元で安心して働けます。
中小企業でもPRできる事が沢山ありそうですね。
■求人掲載
高価な求人掲載料を支払わなくても、ハローワークなら無料で掲載できます。是非ハローワークを活用しましょう。
そして、近隣からだけではなく、広く募集する事も検討してみませんか。
優秀な意欲のある人材ならば、転居の費用を一部負担するために「応相談」としてみるのも良いでしょう。
遠方から越してきて就職する事を考えている人もいますから、是非検討してみてください。
また、他社との違いをアピールするのも大切です。『事業内容』、『会社の特徴』欄の記載については、他社の情報などもよく研究することをお勧めします。
※『会社の特徴』欄はインターネット検索では表示されませんので、インターネット検索で表示させる場合は事業内容が良いですね。
そして、②の採用した人が求める人材ではなかった。。。というケース。
いわゆるミスマッチですが、どのような人材が必要なのか、企業側で十分検討がなされていなかったり、仕事の内容や給与等待遇面の説明が不十分な事が要因となり、結果的に早期離職につながりやすくなります。
募集する場合は、採用する人材をどのポジションに配属し、どのようなキャリアを積んでもらうかなど将来設計も検討した上で募集するようにすると良いでしょう。
また、採用するにあたり条件面や賞与や昇給制度なども十分に説明しておけるように準備しておくことを忘れないようにしましょう。
求人掲載をする場合は、誤解のないようになるべく多くの情報を記載すると良いですね。
③についてはまた次回にお話したいと思いますが、人事制度の構築や、採用時に利用できる助成金などもありますし、ハローワークの求人掲載のコツなども、是非お気軽にお問い合わせください。
初回相談料は無料です。